Jグレード
ウッドショックの昨年度と違って、今年度はだいぶ木材の北米での価格は落ち着いてきております。
特に現地の一般的に使われているツーアンドベターの価格はウッドショック以前と変わらない価格に近づいています。
しかしながら日本向けのJグレードについてはまだ下がりきれておりません。
その理由の1つとして考えられるのが、現地の高級材としてMSR材がありますが、その価格が高止まりしていると言うことが原因の1つと考えられます。
Jグレードは、現地の通常のグレードのものに比べるとワンランクあるいはツーランク上のグレードで、
MSRに匹敵するものなので、やはりそのMSRの価格の比較になるためそうなっていると考えられます。
他にも理由があるかもしれませんが、1つの原因としてこのようなことが考えられます。
斉藤一男
株式会社ランバーテック